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<お米後編>自然栽培について伺ったら、安心して食べられるお米を作る「心意気」に感動した!【至高の米】

前回、春日井市の「こころん農園」様で新米を収穫しました!

西田が稲を空に掲げている様子
ごはん一杯分(約1合)の新米を入手した西田

このまま食べてもきっと十分美味しいお米だろう。

しか~し! 

このお米たちがどんな風に育てられたのか知った後に食べれば美味しさも100倍になるというもの!

稲刈りしただけでは、至高のお米にならないのだ!

ということで、 大事なお米を握りしめたまま聞いてみたぞ!

村上さんと西田が稲を持って話している様子
マイクの代わりに稲を持つ二人

今日は稲刈り体験をさせていただいて、ありがとうございました!
こちらでは自然栽培をされていると聞いたんですが、そもそも自然栽培ってどんなものなんですか?

自然栽培とは、「耕さず、肥料・農薬を用いず、草や虫を敵としない」が原則の栽培方法です。ですので、農薬も肥料も使ってないんですよ。

なるほど。確かに農薬はできるだけ減らしたほうがいいのかもしれないですけど、肥料とか農薬を控えると収穫量が少なくなるんじゃないですか?

もちろん減る場合もあります。それは自然栽培のデメリットととらえられる部分です。
しかし、必ずどんな方法にもメリット・デメリットがありますから、デメリットを補えるだけのメリットがあれば取り組むべきだと思っています。

確かに農薬は使い方を間違えると危険なイメージがありますね。

村上さんが教えてくださった自然栽培についてのお話は以下のような話だった!

・自分の目で見て、絶対安心といえる作物を育てることを追求した結果自然栽培を採用するに至った
・農薬は機関が安全を調査しているが、複数種類が混ざった際のデータはなく、安全性はわからない
・安全とされている動物性肥料もあるものの、食べている餌が不明な以上、100%安全とは言えない

その他にも色々な事情を考えて、自分が胸を張って「安心」と言い切れる農業を追求した結果、肥料も農薬も動物性の堆肥も使わない自然栽培にたどり着いたそうです!

農薬や肥料を使って、収穫できる量を最大化するのが良いと思っていたけど、そういう考えもあるのか!

農薬については、おそらく、混ぜても安定しているような分子構造しているはずなので問題は無いとは思いますが、確かに絶対安心とは言い切れないですよね。

そんな当たり前のことに気づかされました。

きっと生産者の方は、人の口に入るものを作られているので、責任感が強いのだと思いました。

と、そんな風に考えていると、

良かったら、今年の2月に漬け始めた味噌だけど食べる?

ということで、いただくことに。
自然農園のお味噌の写真

うん。味噌だ。

しょっぱいのはもちろんですが、素材本来の玄米の味と豆の味がして美味しかった。

材料を聞くと、玄米麹と塩と大豆しか使用されていないようだ。

体験型農園ということで、2月に、こころん自然農園に来られた方が作られたそうです。

体験型農園では、具体的にどのようなことを取り組まれているのですか?

畑婚活とか、やってるよ。

え? 畑で婚活ですか?

耳を疑ってしまった。なんだそれは。

パエリアをみんなで作るイベントなんです。パエリアに使う食材は、男女ペアになって探してくる。 その食材を使ってグループごとに料理を作るんです。

めちゃめちゃ楽しそう!

元気に育っている植物がいる空間を皆で共有し、作り上げている。

きっと、村上さんの理想とする空間なのだろう。

作物の消費者と直接交流することで、常に食べる人のことを考えられ、安心できる美味しいお米・野菜が育つんだろうと思った!

これは、美味しいお米が期待できるぞ~!

なんだかお腹が空いてきました。

お米は炊いて美味しく食べるぞ!

記者:西田礼孝(Nishida Hirotaka)

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