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【自己紹介】変人立花の偏見コレクション

セレンデイ(こんにちは)!

どうも、編集長のタチバナです。

もう、ふるる記者やれいこう記者、ほんべえ記者の自己紹介は読んでいただけましたか?

それぞれの切り口で面白く自己紹介をしてくださっていますよ!

さて、私の自己紹介は、

先日目にした、こんな言葉を参考にしてみたいのです!

常識とは18歳までに身に着けた偏見のコレクションのことである。

なるほど!

つまり、これまでどんな偏見を集めてきたのか分析すれば、

どんな常識=価値観を持っているか分かるってことじゃねえの!?

流石特殊相対性理論だぜ!←???

さてさて、

おおよそ、人間の偏見の元といえば、

これまで、どんな人や本や物などに触れてきたかという所ですよね。

私はこれまでどんな影響を受けたのでしょう。

そして、このページは新しい僕の記事が公開されるたびに、リンクを増やして、目次みたいに使えることを目標にしてます! よかったら使ってみてね。

3歳~5歳(小学校入学前)

東海林さだお大先生との出会い

東海林先生は自分のことをショージ君と呼ぶ。

東海林さだお大先生の丸かじりシリーズなどを読み聞かせされて育つ。

知る人ぞ知るこのシリーズは中年の漫画家が何かを食べて、

その心情を書き連ねただけのエッセイなのだ。

しかし!!!! このエッセイの特異なトコロは

御大は、ただラーメンを食べるだけで、

丸々3ページかけて考えに考えを重ね、注文することもある点だ。

一所懸命に考えたり、考えなかったりする、おじさんの微細な心情描写がされていて、大変面白い。

彼からは、お食事を味以外の妄想とかも含めて最大限楽しもうという精神を学びました。

5歳頃

マグロ専用の電気ショックマシンとの出会い

マグロの名所、大間で一本釣りをする番組を食い入るように見だす。

うねる海!

暴れるマグロ! しなる竿! 

そして!!

マグロ漁師さんが最もカッコイイ瞬間!!

そう!

マグロ専用スタンガンを糸に絡ませる!!

って、

おおおおお!!

ネットで売ってるぞ!!!!

スゲー時代だ!!!

早速社長に聞いてみよう!!!

社長! これ経費で買ってください!! これでマグロに勝てますよ!

いや、いらねえだろ。マグロと戦わねえし。

あ、……失礼いたしました。(確かに戦わねえな)



小学生

カバディカバディ

図書館に通い詰めた結果、図書館の先生に顔を覚えられる。

我が校では、生徒個人用の「貸出カード」(本に入ってる奴じゃなくて、個人の記録をつける)なるものがございまして、

図書貸出カード
こんなの

司書先生に「こんにちは! 2年〇組、〇番、タチバナです!」

って言って、カードを借りるんですが、

毎日のように図書館に行って、本を読み漁っていたところ、

「こんにちは!」の段階でカードが出てくるようになりました。

なんか、嬉しくて読書がより好きになりました。

そして、学校でよく読んでいた記憶にあるのはポプラ社の『オセアニアの遊び』ですね。

オセアニアの遊び
どうして読んでた? そんなのわかりません。

これには、オーストラリアの方の奇妙な遊びが書いてあった。

カバディとかね。今度やります。カバディカバディカバディ。


中学生

オタクとの出会い。

吾輩はここで始めて(・・・)オタクというものを見た。

彼らはそれほど硬派なオタクではなく、アニメ好きとか、ライトノベルが好きとかそういった具合だ。

でも、私の知る限り、小学校にはそういった方はおられなかったので、

大変新鮮で、彼らの趣味嗜好について当時の私も知ってみたくなった。

深夜アニメなどとの出会いだ。

ニコニコ動画などもこの頃から親しんでいた。

『船を編む』との出会い

これは多大に影響を受けたと思う。

船を編む

2012年本屋大賞に受賞したこの作品。

辞書を編纂(へんさん)する編集者たちが言葉と向き合うお話です。

例えば、皆さんは方向を示す

「右」

を説明してください。と言われたら、どうやって答えますか?

左の反対? それだと左の説明に困っちゃいます。

お箸を持つ方……だと、利き手が違う人に通用しません。

じゃあ、こんなのはどうだろうってことで、

「東を向いたときに、南に当たる方向」(極圏でも通用するように南北じゃない)とか、

「アラビア数字で10を書いたときに0にあたる方向」とかそんなことが考えますね。

そんなお仕事をすることになった主人公の馬締(まじめ)さんは、エスカレーターに人が整列して並んでいく様子を観察するのが趣味の変人。

でも、新しい辞書をつくるため、「言葉」について色々な視点から向き合っていくというお話です。

実は、このお話のモデルになったのでは、岩波書店の『広辞苑」編集部と言われています。

何万との言葉に説明を入れていく作業は、それはそれは気の遠くなる作業でしょう。

でも、僕は「右」という漢字1文字の言葉について、こんなに意味を考える人ってカッコイイなって思いました。

ある種、言葉との出会いを果たしたってことでしょうか。

何か懐かしくなってきました。

今度、広辞苑の最新第7版を買って、遊んでみようと思います。


高校生

山男先生と出会う。

「この前の夏休みに山で遭難しかけたんだよね。いやー、すげー楽しかった。」

なんといっても、この高校教師の言葉のおかげで、僕は今ここで記事を書いている気がします。

私が高校2年の頃の世界史の先生です。

新卒間もないくらいの方で、戦史や古代ローマについてのとっても楽しい授業をしてくださいました。

でも、それまでそんなご趣味をお持ちとは知りませんでした。

でも、僕その時ちょっと思ったんです。

面白そうだな!って

だって、楽しい授業をしてくれる人が「楽しい」って言う趣味っておもろそうじゃないですか!?

ということで、僕は山に登ってみることにしました。

御在所岳登頂
当時高校生

そこでほぼ初めて山に登ったんです。

運動不足の僕はすごい疲れましたけど、とっても楽しかったです。

しかし、今思うと結構危ない所もあって、地図とか持っていませんでしたし、

道の調査も不十分でした。

え? ここ道?? みたいな所、結構あったんですよね。

今思うと、ヒヤリとします。遭難一歩手前みたいなもんですもの。

(皆さんは軽はずみの登山はゼッタイにやめてくださいね)

でも楽しかった。

また行きたい! ってなって、何度か山へ向かい、

なんやかんやで、登山は僕の趣味になりました。

その後、そういう変な人に会いたくて、

変な人がいるのはきっと大学というところなのだろう、

そんな考えで、検討もしていなかった大学受験を始め、紆余曲折がありながらも今の学校に来ました。

これも、あの変? で面白い先生のおかげですね。

そんな感じで、私は、東海林さだお先生、マグロ漁師、辞書、山男先生その他、色々なモノや人に影響を受けてきたようです。

セレンデイはそんな素敵な偶然の出会いをきっかけにして、暮らしの一部に新しいエッセンスが加わるようなメディアにしていきたい。

そーゆことを考えて、編集長をやっております。

もし、記事を読んでいただいているあなたも、そんな明日の暮らしがちょっと楽しくなるようなセレンデイなエッセンスを見つけてくれると嬉しいです。

編集長タチバナ

記者:立花 優作(Tachibana Yusaku)

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